本記事では、スタートアップで長期インターンシップを経験すべき5つの理由について述べていきます。
長期インターンシップを経験することは非常にメリットが多いです。ですが、ただテキトーに選んだ場所での長期インターンシップはあまり成長することができませんので、どこで長期インターンシップを経験するかが重要になってきます。
様々な場所で長期インターンシップは経験することができますが、私はその中でもスタートアップでの長期インターンシップをおすすめしています。
採用責任者を経験し、いくつかの長期インターンシップを経験した私が、なぜスタートアップでの長期インターンシップをお勧めするのか?その理由について本記事では、述べていきます。
そもそも、長期インターンシップ全般的にどのようなメリットがあるのか知りたい方は
長期インターンのメリットとは?長期インターンのすべてを語ります
また、長期インターンシップは就活業界で美化されて話されるものです。
ですので、採用責任者をしている立場から長期インターンシップに隠された闇の部分についても書いています。
そちらを見たい方は
こちらをご参照下さい!
スタートアップで長期インターンシップをすべき5つの理由とは?
長期インターン全般的なメリットではなく、スタートアップだからこそ享受できるメリットについて書いていきます。
0→1を創り出すのに近い経験ができる
将来起業することを目指している人にとっては、かなりのメリットとなります。
よく100人くらいのベンチャー企業や、より大きいメガベンチャー企業に起業したいという理由で募集してくる学生がいます。
確かにそういった会社では新規事業や裁量権を謳ってはいますが、スタートアップのような本当の0→1は体験することができません。
なぜならすでに潤沢なリソースがあるからです。
0→1を作るには相応のリスクと苦労があります。その苦労を経験することが0→1を作りだす経験となるので、ただ、大きい会社で新規事業を成功させたからと言って同じ経験になるかと言われると答えはNOです。
ですので、小さな規模で苦労しながら事業をグロースしていく経験ができるのはスタートアップで長期インターンを経験すべき大きな理由となります。
負うべき責任が大きい
こちらは当然ですね。大きい会社に比べれば当然裁量権が大きくなりますし、それに応じて負うべき責任が大きいです。
責任が大きいとなると委縮してしまう方も多いかとは思いますが、責任が重いという事はそれだけやりがいがあるという事であり、自分が必要とされている感覚も確実に味わう事となります。
ですので、他では味わえないスタートアップならではの重要な理由となってきます。
社長との距離が近い
スタートアップでは社長と同じ場所で社長直下で仕事をすることが殆どです。
社長は大抵自分が足元にも及ばないようなすごい人であることが殆どですので、その人の下で働くこと、その人の仕事姿を間近で見ることで、社長の良い所を吸収することができるのはスタートアップならではです。
事業を大きくする苦労を知ることができる
スモールビジネスをスケールさせるのって本当に大変です。
一度軌道に乗ってしまえば、後は軌道修正をしていくだけで勝手にスケールしていくものですが、最初に軌道に乗せるのが本当に大変でスタートアップ企業ではその大変さを味わう事となります。
勿論、やっているときは投げ出したくなることもあるかとは思います。しかし、この経験は自分で起業するかスタートアップ企業にジョインすることでしか味わう事の出来ない経験であり、もしそういったことを今後経験しないとしても、この苦労は必ず、今後の糧となります。
ですので、この苦労を知ることがとても大事なのです。
メンタルが鍛えられる
メンタル鍛えられます。笑
会社にもよるかもしれませんが、スタートアップ企業は会社名でブランディングができるわけではないので、営業をかけたとしても断られることが多いです。
私ではありませんが、ある友人は毎日100件テレアポをするというのを週6で三ヶ月程繰り返していたそうです。
このように、営業かけては断られ、を連続して経験することも往々にしてあり得ますので、メンタルが鍛えられます。
仕事のモチベーションを継続的に維持するためにもメンタルはとても大事なので、ここで鍛えられたメンタルが後々に活きてきます。
スタートアップでの長期インターンシップのデメリット
スタートアップで長期インターンシップをすべき理由については書きましたが、やはりデメリットも存在します。
私はあまり、デメリットを感じませんが世間一般的には感じるであろうデメリットについて書いていきます。
また、全般的に少し誇張して書いてありますが、そこまで大変ではないよ、という事を先に書いておきます。
しっかりとコミットすることを強制される
ある程度のコミット量を強制されることが多いです。
スタートアップでは特に一社員として働くことになりますので、そういった中で週一回しか働きませんでは、あまり意味がありません。
土日を計上して、最低週3、理想としては週4以上フルタイムで働くことが求められます。
新人教育の体制が全く無い
「全く無い会社もある」くらいに言っておきましょう。
新人教育は基本的にOJTのみで、とりあえずやってみようスタンスです。
ですので、しっかり教えてほしいというタイプの人にはあまり合わない可能性があります。
主体的に行動しなければついていけない
スタートアップでは、全員をしっかり見ておけるほどのリソースもないので、基本的には「主体的に行動する人」が求められます。
次はこれやってね、とは言われないですし、自分で何をやるべきか?どうやれば要求に応えられるか?考えていかなければなりません。
ですので、主体的に行動せずに受動的に仕事をする人だとついていけないことが殆どです。
成果を出さなければならない
一社員として成果を出すことが求められます。
大きい会社での長期インターンは歯車になることを求められることが多いので、一人一人の成果を大切にするという感じでもないですが、スタートアップでは違います。
成果を出せない人間は必要がないというスタンスなので、成果を出さない人間が辞めていくという傾向にあります。
こういった環境が苦手な方は少し戸惑ってしまうかもしれません。
スタートアップで長期インターンを経験すべき人とは?
スタートアップで長期インターンをすべき理由と、デメリットについて書いてきましたが、スタートアップでの長期インターンが合う人と合わない人が如実に存在しているように私は思っています。
ですので、ここまで読んできた中で自分は向いているか向いていないか分かった人も多いかもしれませんが、スタートアップで長期インターンをすべき人はどんな人なのか?について最後書いていきます。
圧倒的に成長したい人
まずは、こちらですね。
成長したい人は小さい会社で長期インターンを経験するようにしましょう。
大変な分成長することができるでしょう。
将来起業したい人
すでに書いていますが、大手での新規事業立案と本当の意味での0→1は全く異なります。
起業に近しい経験ができるのは、間違いなくスタートアップですので、起業を見据えている方にはおすすめです。
新卒一斉入社で同期と差をつけたい人
私の友人での所感にはなってしまいますが、スタートアップで苦労して成長してきた方は成長のスピード感も元々立っているステージも大きく異なるように思います。
同期の誰にも負けたくないという人はしっかりとスタートアップで長期インターンを経験し、成長していきましょう。
熱量を持って働ける人
熱量がないと恐らく続きません。
基本的にスタートアップで働いている人は何かしら自分の中でビジョンがあり、叶えたい夢があり、それに向かって走っている人が多いです。
スタートアップは苦労することの方が多いので、そういった夢を持って熱量高く進んでいかないと長続きしないからです。
ですので、しっかりと熱量を持って働ける人であることが重要です。
自分にとってのロールモデルとなる人を見つけたい人
人はロールモデルとなる人を見つけ、学びながら「真似ぶ」ことで成長スピードが速くなると私は思っています。
その「真似ぶ」対象としての社長と近い距離で働くことによって成長することができるので、ロールモデルを見つけるには最適な場所だと思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
スタートアップでなぜ長期インターンを経験した方が良いのかが分かったのではないでしょうか?
それと同時に自分がスタートアップに向いているのか向いていないのかもわかったと思います。
向いているかもしれないと思った方はすぐにでも行動し、実際に経験してみましょう。
早く動くことが大切なので、まずは動いてみることですね!
ではまた次回!