本記事では面接で最低限守るべきマナーについて書いていきます。マナーが完璧であることが何よりも大切とは言いませんが、マナーは面接にとって重要な第一印象さえ左右するので重要です。
今就活中の学生やマナーに不安がある方は必見です!
また、面接における第一印象の重要性に関しては
【面接は最初の1分ですべてが決まる⁉】面接における第一印象の重要性とは
こちらで書いてありますので、まずは第一印象の重要性を知り、その上でマナーの大切さを知りたい方はぜひ読んでみてください!
また、就活におけるマナーとはある所作を指すというよりは意識や行動、振る舞いや服装と多岐に渡る事も覚えておいて欲しいです。
なぜ面接においてマナーが重要なのか?
なぜ面接においてマナーが重要とされるのでしょう?
昨今自分が面接官をしていてもマナーを軽視している学生が多いようにも感じますので、その根本的な理由について書いていきます。
理由①:マナーは知ってさえいれば誰でもできる
マナーって知った上でしっかりと準備していれば誰にでもできるんですよね。
マナーが染みついて板につくレベルになるには少し時間がかかってしまうかもしれませんが、就活で求められるレベルのものだったらできて当然なんです。
その、できて当然をできないから目立つし、マイナスに捉えられるんですよね。
できて当然のことできなかったら誰しも、こいつだめだなぁって思いますよね。
それと一緒です。出来て当然のことをするのは当たり前のように重要です。
理由②:面接官は当然マナーを知っている社会人
色々な面接官がいますが基本的には社会を経験しているわけですからどんな面接官だとしてもある程度のマナーは知っています。
マナーを知っている人に対してマナー違反をしてしまったら当然マイナス印象ですよね?
なので、最低限のマナーは守るべきなのです。
理由③:マナーからその人の育ちが見え隠れする
先ほど、就活程度のマナーは誰にでも実践できると言いました。
ですが、板につくほどのレベルとなると話が違います。
私自身面接をしていて、最初のマナーで「ああこの子、育ちがいいんだろうなぁ」って感じることがたまにあります。
マナーがしっかり染みついていることは何度も面接をしていれば分かりますので、そういった意味でもマナーは重要です。
逆に言えばマナーを良くすることによって育ちの良ささえアピールできるという事になります。
理由④:マナーの出来不出来が第一印象を大きく左右する
最初にも述べましたが、マナーは第一印象を左右します。
というのも、面接の始まりから1分くらいの間に割と大事なマナーが沢山あるからです。
詳しくは後程書いてありますので省略しますが「マナーが悪い=第一印象が悪い」に直結しますのでマナーは重要になってきます。
すぐに改善すべきマイナスマナーとは?
私自身採用官をしていて、すべてのマナーを守れとは全く思いませんが、これだけはまず守ってくれよというマナーがありますので、そちらについて書いていきます。
遅刻する
あり得ませんね。
入りたい企業に遅刻するってあり得ないんですよ、目上の人を待たせることになりますからね。
早く来過ぎることもあまり良くはありませんが、遅刻するよりは圧倒的に良いです。
挨拶ができない
緊張のせいなのかぺこぺこするだけで何も声を発さない人や何か言っているんだろうが何を言ってるのか分からない人がいます。
こちらも第一印象としてはかなりマイナスになってしまいますので、緊張で声が裏返ってしまってでも大きな声ではきはきと話すべきです。
採用官としても緊張していることが分かりますので、緊張を和らげようとしますし、緊張してしまう事はしょうがないので、積極的に声を発していきましょう。
本当に苦手な人は近くの人がいないところで発声練習してからは言ったりとかした方がいいと思います。
何らかのにおいを発している
最近香水の匂いを発しながら来る学生はあまり見ませんが、食事の匂いや汗のにおいがする学生はたまにいます。
面接に限らず、初対面の人に会うマナーとして気になる匂いがするのは良くないので気を付けましょう。
清潔感に欠ける
外見は第一印象を形作るため、重要です。
イケメンや美女である必要は全くありませんが、無精ひげが生えたままであったり、服装が乱れていたりすると確実にマイナス印象となりますので、最低限の身だしなみは整えましょう。
言葉遣いが誤っている
当然学生の方が正しい敬語を使えないのは仕方がないことですが、あまりにも敬語の使い方が誤っている学生や、よく分からない言い回しを乱用する学生がいます。
仕方がないとはわかっていても、面接する側としては言葉遣いが気になってしまいますので、簡単な敬語の勉強をして、言い回しを友達などから指摘される人は早急に改善するようにしましょう。
こちらの話を聞かず自分語りをする
マナーでもあり、心掛けでもあるような気がするのですが、面接官と対話しようとせずに自分の話だけをぺらぺらと語る学生がいます。
就活に慣れてしまったのか、よほど自信があるのか、今までちやほやされていたからか知りませんが、自分語りをしてしまうのは、あまりよくありません。
飽くまでも面接は採用官が評価する立場であり、自分語りをしてもらう場ではないので、「もしかしたら自分語りをしていたかもしれない」と思う学生は気を付けましょう。
偏見かもしれませんが、高学歴の学生に多いので意識しましょう。
好印象を与えるかも?押さえておくべきマナーとは?
上記のマナーを守れば、採用官にマイナス印象を与えることはないので、後は自分の実力勝負となります。
ただ、プラスで良い印象を与えたいという方は、さらに覚えて損はないマナーがいくつかありますので、時系列に沿って書いていきます。
受付時のマナー
ここまで意識しなくてもとは思いますが、面接は受付から始まっていると認識していた方が良いです。
はきはきとコンパクトに伝える
受付では、必要な事項をしっかりと話すようにしましょう。
基本的には、大学名・名前・来社理由・約束した時間・担当者を言えば問題ありません。
担当者の方の名前が分からない、もしくは伝えられていない場合も多くあるかとは思いますので、その際は担当者の名前は明記されなかった旨も述べられると親切かと思います。
ここではきはきと話すことのメリットとして面接での第一声をしっかり発せられることがあります。
受付で声が裏返ってしまってもそこまでのダメージはありませんので、面接の練習の気持ちも込めてはっきりと話しましょう。
余計なことをしない
基本的に10分前くらいには受付に行きますので、割と暇です。
ですが、携帯をいじっていたり、他の人とぺちゃくちゃ喋っている際に面接官が来てしまうとあまり印象が良くありませんので、何もしないことが理想です。
10分くらい携帯をいじらず耐えましょう。
入室時のマナー
入室の時点で多くのマナーがありますので、気を引き締めて臨みましょう。
ノックは3回
ノックは3回です。
よく2回だとトイレだよとか言われますね笑
ノックしては言っていいという合図がありましたら入りましょう。
ドアの方を向いてドアを閉める
前を向きながら後ろ手で閉めるのはNGです。
椅子の横に立ち、挨拶をする
入室時に挨拶をするも勿論ですが、座る前に椅子の横に立ち、挨拶をするのもマナーです。
忘れがちなので、気を付けましょう。
促されてから座る
勝手に座って立ちもしない人がいますが、それは流石にマナー違反なので促されてから座るようにしましょう。
挨拶のマナー
挨拶は人生の様々な場面において重要ですので、面接でも意識するようにしましょう。
聞きやすさを意識する
とにかく聞きやすいこと、これが大事です。
声の大きさを意識する
大きい声の方が良いには良いんですが、TPOを守って声の大きさを調整しましょう。
面接中のマナー
確実に一番長い時間となりますので、意識するようにしましょう。
表情を意識する
面接中はしっかりと相手の目を見ること、そして笑顔を心がけましょう。
あがり症の方は目を見れなかったりすると思いますが、そんな時は一度緊張している旨を伝えてリラックスすると自然な笑顔も出てくるかと思いますので、そういった切り替えも重要です。
聞き上手に徹する
面接は評価される時間ですが、同時に対話をする時間でもあります。
ただ、一方的に学生が話す場ではなく面接官と対話することが重要ですので、面接官がどれくらい話すことを求めているか?にも意識を向けるようにしましょう。
面接中においては聞き上手に徹するというフレーズに違和感を覚える学生もいるかとは思いますが、採用する側からしてみると聞き上手に徹することができるコミュニケーション能力は重要な能力であり、評価に値します。
ですので、面接中は聞き上手に徹することも心掛けてください。
退室時のマナー
最後まで気を抜けませんね。頑張りましょう!
椅子に座ったままお礼の言葉を述べる
まずはすぐに立ち上がらず座った状態でお礼を言いましょう。
終わってすぐ立ち上がってしまっては帰りたかったのかな?って思ってしまいます。
立ち上がって再度一礼する
入室時同様椅子の横に立ち、一礼をするのが基本です。
ドアの前でも一礼する
ドアの前でも最後に「失礼します」と言い、一礼するのが礼儀です。
すぐに帰る
どこでだれが見ているか分からないのでスマホなんていじってないですぐ帰りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
面接におけるマナーの重要性と押さえておくべきマナーが分かったのではないでしょうか?
就活で身に付けたマナーは今後の社会人生活にも役立ちます。
是非就活中にマナーを身に付けて下さい!
では、また次回!